本文是一篇日语论文,本文中MTI学位论文的问题分析和解决方案虽然还不成熟,但也有不妥当的地方,如果像笔者这样的日语翻译专业的学习者在写学位论文时能得到一点参考的话就太好了。同时,此次收集的数据不是全国日语翻译专业MTI学位论文的数量的全部,只限于CNKI被公开的东西。为了弥补这一不足,今后也想继续进行这项研究。
第 1 章 先行研究
1.1 MTI 学位論文類型に関する先行研究
MTI 人材育成を許可された最初の 15 校における、最初の卒業生(英語翻訳・通訳専攻)の学位論文を調査した穆雷、鄒兵(2011)は、これらの学位論文に、「実験報告がゼロである。研究論文が 66.1%であり、3 分の 2 を占めている。当調査では最初の MTI学位論文が翻訳学修士論文の書き方を踏襲している段階にあることを示している」7と述べている。また、そのうち 4 校では項目類論文の数が研究論文より多く、更に 1校の MTI 学位論文は項目類論文のみであった。穆雷、鄒兵(2011)は MTI 学位論文の類型比から見ると、各学校にばらつきがあり、MTI の育成理念及び実施された措置が同等ではないと指摘している。
劉小蓉、文軍(2016)は 12 校の MTI 教育高校における 2014-2015 年の MTI 学位論文(英語翻訳専攻)、総計 831 本を調査している。その結果、「1 校の MTI 学位論文には研究論文が特に多いことを除き、他の大学の学位論文には翻訳実践報告が最も多く、それ以外の論文類型がほとんどない」8ことを述べている。そのうち、全体として翻訳実践報告と研究論文の比は概ね 4:1 である。翻訳実践報告(78.94%)と研究論文(20.33%)が多く、調査報告はゼロ、他の累計の論文はほとんどなかった。
楊雷、朱翠梅(2017)は、CNKI にある 16 校の MTI 学位論文(2017 年前のロシア語翻訳・通訳専攻 MTI 学位論文)111 本を分析し、ロシア語翻訳専攻 MTI 学位論文には実践報告以外の類型がほとんど見られないと指摘している。
穆雷、李雯(2019)は、2012-2017 年までの広東外語外貿大学における MTI 学位論文704 本を調査している。そのデータでは、2013 年には実践報告(68%)が最も多くて、研究論文(6%)が少なかった。そして、2014 年から 2017 年では実践報告が 80%以上となり、他の 4 種類はそれぞれ 10%以下であった。広東外語外貿大学の MTI 学位論文には、実践報告が最も多いことが分かった。
1.2 MTI 学位論文の書き方についての先行研究
馬会娟(2010)では北京オリンピック組織委員会翻訳・通訳班の MTI 学位論文が調査された。その調査によって、学生が学位論文を作成する際に、就職の原因で翻訳・通訳の質を保証できなかったことや、学位論文の書き方が分からなかったことなどが分かった。
穆雷、鄒兵(2011)では最初の MTI 人材育成試行高校 15 校における最初の学位論文(英語翻訳・通訳)を調査した結果、約 60%の項目報告が単なる翻訳任務の報告であったことや、書き方及び研究規範に対する認識が足りないことが分かった。また、研究論文(66.1%)が多くて、MTI 学位論文のうちに文学テキストを素材とする論文が最も多かったことなど、「学術化の傾向が強い」と指摘している。さらに、「MTI 学位論文は実践型の学位報告が多いように移行する必要に迫られている」11と述べている。それに加えて、穆雷、鄒兵、楊冬梅(2012)では重要職位実習報告、翻訳・通訳実践報告、翻訳・通訳実験報告、翻訳・通訳調査報告、翻訳・通訳研究論文など 5 種類の論文類型が提案されている。穆雷等(2012)では上記 5 種類の論文類型について、それぞれ参考となるテンプレ-ト(付録 2)を提案しているが、論文サンプルは提示されていない。
謝天振(2012)は MTI 教育で翻訳・通訳実践訓練を重視し、翻訳・通訳理論学習を軽視する傾向があると指摘している。趙巍(2014)は CNKI で集めた MTI 翻訳実践報告 133 本(2013 年 6 月までのデータ)について調査しており、報告の理論運用が不十分であると指摘している。具体的には理論を理解していないこと、理論によって翻訳事例を分析できないという。また、模擬通訳に基づいた模擬通訳実践報告では真実性(評価が高すぎる、プロセスの記述が曖昧であるなど)が欠けていること、「多くの学生が問題を発見し的確に解決する意識もない」12こと、論文の各部分の関連性が少ない、或いは関連性がないことなどの問題が指摘されている。
第 2 章 調査の概要
2.1 調査の対象
MTI 指導委員会のホ-ムペ-ジによると、2020 年 4 月までに全国で MTI 教育を開設している大学は 262 校ある。そのデータを基に、筆者は 2021 年 6 月に 262 校のホームページで 2021 年度大学院生入学募集ガイドを調べ、2021 年に MTI「日本語翻訳」か「日本語通訳」専攻の院生を募集した大学が 79 校あることを知った。それらのデータをまとめて付録 1 に作成した。
学位論文は、知識枠組み、問題分析能力、研究レベルなどの面で院生を考察し評価するキーポイントである。(穆雷、2019)穆雷、鄒兵(2011)は、MTI 教育は翻訳・通訳能力の向上を重点としたものであるが、「学位論文の作成は学生に学習動機、学習目標、学習方法、学習投入などの面でガイドの役割を果たす」22と指摘している。今回は 2016 年から 2020 年の日本語通訳専攻 MTI 学位論文を調査し、通訳実践報告に注目して分析してみたい。
近年の日本語通訳専攻 MTI 学位論文の現状を理解し、その現状と特徴を研究することによって、全国日本語通訳専攻 MTI 学位論文の現状を把握し、日本語通訳専攻 MTI学位論文の書き方における問題点をまとめる。2021 年 5 月 10 日、CNKI の「高級検索」のペ-ジで「学位論文-修士」を選択し、「文献分類」の「学科専攻名」に「日本語通訳」を入力し、学位年度に「2016-2020」を選択し検索したところ、日本語通訳専攻 MTI 学位論文は 305 本(表 1 に参照)あることが分かった。
2.2 調査の結果
MTI 教育学界での学位論文の調査については、MTI 学位授与年度は 2015 年か 2017年まで、即ち5年から 7 年前であり、また英語かロシア語によるものである。筆者は今回、CNKI で登録された 2016 年から 2020 年の日本語通訳専攻 MTI 学位論文 305 本を調査し、論文の類型分布及び通訳実践報告の枠組みに注目する。次のような結果がある。
2.2.1 学位論文類型の分布
図 1 によると、ここ 5 年間の日本語通訳専攻 MTI 学位論文では翻訳・通訳実践報告が最も多くて、60.3%を占めている。二番目に多いのは研究論文で、35.4%を占めており、実践報告の約二分の一である。他の 3 種類の MTI 学位論文はそれぞれ 2%以下であり、すべて合わせても 20 本以下で日本語通訳専攻 MTI 学位論文の 4.2%でしかなくて、実践報告か研究論文と比べて極めて少ない。
実践報告と研究論文との本数の差については、2016、2017 年にそれぞれわずか 3本、1 本であった。2018 年から実践報告が大幅に増加し、研究論文が急減した。その本数の差は 28 本である。その後、2019-2020 年に両方の差は 28 本か 24 本で、20 本以上である。つまり 2018 年から 2020 年に実践報告の本数は研究論文の約 3 倍である。両者の差は 2018 年と 2019 年に最大値となり、実践報告が最も多かった。2020 年も同じ状況であった。
劉小蓉、文軍(2016)では 2014-2015 年の英語翻訳専攻 MTI 学位論文(総計 12 校で 831 本である)が調査され、実践報告が研究論文の 4 倍であることが分かった。劉小蓉、文軍(2016)のデータと比べれば、今回日本語通訳専攻 MTI 学位論文のデータでは実践報告の比率がそれほど高くない。2016 年から 2017 年における今回のデータでは、実践報告と研究論文の本数はほぼ同じであり、2018 年から実践報告が大きく増加した。2018 年以降のデータを見てみると、実践報告が最も多かった状況は劉小蓉、文軍(2016)のデータ情報と同じである。それは MTI 指導委員会による「翻訳・通訳実践能力や翻訳・通訳事例の分析能力を重視する」23という呼びかけに応えたものである。
第 3 章 「通訳実践報告」における問題点及びその分析............................ 18
3.1 テ-マ選定における問題点及びその分析....................................21
3.2 実践プロセスに関する記述における問題点及びその分析..............................18
3.3 問題意識と問題分析における問題点及びその分析..........................................22
おおわりに.......